アイス・バケツ・チャレンジ。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)支援運動のひとつとして全世界に広まっているアイス・バケツ・チャレンジ。

氷水が入ったバケツを頭から被り、新たにチャレンジする人を3人指名し、指名された人はそれをチャレンジするか100ドルを寄付するかどちらかを選ぶ、というものだが、これに対して結構否定的な意見もあるらしい。

売名行為だとか、水不足の地域の気持ちを考えろとか、、

気持ちは解るんですよ、解るんですがそれはまた別というか、論点がすり替えられている気がする。

そんなこと言い出したら飢餓に苦しむ国を考慮してグルメ番組も出来ないし、学校に行きたくても通えない国を考慮してクイズ番組だって出来ない。

もっとプレーンに考えて、僕は連日の様々な人のチャレンジによってこの病気のことを知ることが出来たし、支援の輪を広げるという意味ではこのアイス・バケツ・チャレンジは成功なのではないかと思う。

現にこのチャレンジを遂行した人のほとんどが金銭的支援も行っていると言うし。

次にチャレンジする人を指名するという制度も意外な人間関係が見られて面白い。

浜崎あゆみダルビッシュを指名したり、マーク・ザッカーバーグビル・ゲイツを指名したり。

その中でも一番興味深かったのがブラジル代表のネイマール

W杯で自分に怪我をさせて非難轟々だったコロンビア代表のスニガを指名し、スニガもそれを快諾。

氷水とともにW杯で生まれたわだかまりもすべて水に流したのだ。

ひとつの支援活動を通じて、国と国の垣根を越え、あらゆるいざこざやしがらみも無しにして、みんながある目標に対して共鳴していく感じは 本当に素晴らしい。

誰かが政治家を指名して、その人が総理大臣を指名して、総理大臣が北の最高指導者を指名して、、

そんな連鎖がおきる頃、僕らはやっと『世界平和』という言葉の本当の意味が解るのかもしれない。