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思わせぶり。

先日、さすがの暑さに耐えきれず扇風機を買いに某家電量販店へ。

近頃はおしゃれな扇風機が増えたもんだ。

そう感心しながらどれにしようかと迷うこと数十分、ようやく買いたいものが決まりいざ店員を呼びつけた。

僕『すいません、これの白が欲しいのですが。』

店員「かしこまりました。いま在庫を調べて参りますのでしばらくお待ちください。」

その扇風機と過ごすこの夏の自分を想像しながら待つこと数分、戻ってきた店員がこう言った。

店員「申し訳ございません。いま白の在庫が切れてしまっていまして、再入荷までに3ヶ月ほどかかってしまうのですが、、」

僕『、、、』

店員『ご予約されますか?』

するかぁ!
3ヶ月後ぉ?!
もう涼しいわぃ!!

僕『あ、、じゃあ結構です。』

首を横に振りながら言葉よりも強めの否定を表した。

店員「ワインレッドならすぐお持ち帰りになれますが。」

ワインレッドだとぉ、、
どこの誰がワインレッド色の家電なんて買うんじゃ!!(偏見でしょうか)


そういった家電量販店の思わせぶりなディスプレイは本当にやめてほしい。

在庫が無いならそう書いとくか、むしろディスプレイしない方が親切だ。

僕の悩んだ無駄な数十分はどうしてくれよう。

このモヤモヤ感は、合コンでいい感じの手応えがあったにも関わらず二次会前に『わたし彼氏いるから』と突き放される感覚と似ている。


結局僕はそのモヤモヤ感を消化することが出来ないまま、仕方無しに白の在庫がある何も気に入っていないどこのメーカーだかもわからないような扇風機を買ってしまったのだ。

そんな心情を知ってか知らずか、その扇風機は僕の家のリビングで今日も納得のいかないように首を振り続けている。