10%の保険。

たまに天気予報で耳にする降水確率10%。

『明日の関東地方は全体的に晴れ、降水確率は10%でしょう。』

どないやねん。
降るの?降らないの?

この10%は保険のような気がしてならないのは僕だけでしょうか。

0%にしてしまうと、もしも雨が降ってしまった場合に言い訳がきかないので、とりあえず10%と言っておこうか的な。

お菓子や飲み物の裏に書いてある『摂取し過ぎるとお腹がゆるくなる場合があります。』と同じニオイがする。


近年日本でも『ゲリラ豪雨』と言われる突発的な雨が増えたので予報が難しくなったのは何となくわかりますが、それにしても曖昧に暈しすぎ。

これだったらウチの爺ちゃんが生前やっていた関節痛による天気予報のほうが遥かに的確だった。

『膝が痛いから明日雨降るぞ。』

と爺ちゃんが言うと必ず雨が降ったものだ。


天気予報士の資格試験の倍率はかなり高い、つまり砕けて言うとめちゃくちゃ難しいと聞いたことがある。

そんな賢い人達でさえもこうした曖昧な予報しか出せないほど、天気は難しいのだろうか。

ならば天気予報士自体の存在意義も問われてくる。


そもそも僕が予報を信じすぎなのかもしれないと思ったことが何回もあり、降水確率10%の時にわざと傘を持たず出掛けたこともある。

しかしそういう時に限って決まって雨が降るのだ。

そして翌日、予報士の『ほらね』顔を見て腹が立つのだ。


結局彼らの10%の保険のせいで、僕らは『傘を持つという面倒くささ』と、『晴れの日に傘持ってるよあいつ的な冷たい視線』をダブルで背負っていく運命なのである。