名医。

明治通り沿い、渋谷と原宿の間にある『きくち耳鼻科』。

花粉症を患ってから通っているのだが、ここの診察は早い。とにかく早い。

今日は5秒でおわった。

鼻を見られ『来るのが遅いんだよ』と先生に怒られる。以上。

『去年おれが言ったこと覚えてねーだろ』とブツブツ言いながら次の患者を呼ぶ。

一見荒々しいが、先生の憎めないキャラと、待つのと病院が嫌いな僕にとってこのスピーディーさは助かる。

そしてその後セルフで鼻洗浄をさせられ3分もしないうちにフィニッシュ。

処方される薬はどこも大抵変わらないが、ここに来るとだいぶ楽になるから不思議だ。

これこそ名医と言われる所以だろう。


それにしても医師免許というものがありながら、病院によって診断時間に差があったり、そもそも診断が違ったりするのは何故だろう。

中学生の頃、サッカーで怪我をして近くの病院に行った時、全治3週間で入院が必要と言われ、その診断に納得がいかず、すぐ違う病院に行くとそこの医師に3日もすれば良くなると言われその場でサササッと処置されすぐに帰宅できたことがある。

その当事はラッキーくらいに思っていたが今思えばひどい話だ。

免許とは実に曖昧なもので、持っていても技術や知識が足りない人がいるし、逆に無免許でもそれらが有免許者より飛び抜けている人もいる。

車の免許もそう。

自分が飛び抜けて上手いとは言わないが、毎日運転していると危うい運転をしている人と遭遇することが結構ある。

車にしても医師にしても、一歩間違えれば生死に関わる世界。

免許のあり方というものを根本から見直さなければいけない時代なのかもしれない。