M。

某出版社に勤めてるM浦氏。

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彼とは高校、大学が一緒だ。

僕が大学をやめるまで、M浦氏とはほとんどの授業が一緒で、ろくに先生の話も聞かず馬鹿な話ばかりしてた。

どうしようもない毎日がとうしようもなく楽しかった。

そして僕がスタイリストになろうと大学をやめる時、M浦氏は出版社希望だったため、いつか一緒に仕事しようと若さならではの夢をよく話し合ったものだ。

あれから10年弱。

今では普通に仕事する仲になった。

同じ現場に彼がいるのはなんか照れ臭さもあり不思議な感じがするが、あぁよく話してた夢物語の中に自分は居れてるんだなとつくづく思う。

昨日も現場が一緒で終わったあと軽く呑んだのだが、お酒が入ると途端にあの10年前と変わらないどうしようもない二人に戻る。

変わったことといえば彼の格好がスーツになったことくらいだ。

見た目こそシュッとして仕事できそうに見せているが、レントゲンを撮ったら人の輪郭をしたただのクソの塊だ。

そう、彼は紛れもなくクソ野郎なのだ。

そんな彼から僕はクソ野郎と呼ばれているのが納得いかない。

しかし社会人になってクソ野郎と呼びあえる人と出会うことは難しい。

何故ならそこにはなんらかの利害関係が発生してしまうからだ。

だからこそ僕はこれからもこのクソ野郎と呼べる友達を大事にしていかなければなと思った、そんな夜だった。