屁。

屁=肛門から放出されるガス。飲み込んだ空気や、腸の内容物の発酵で生じる。おなら。

誰もがしたことがあるであろう屁。
腸機能が正常である証でもある屁。

しかしそのファニーな音と、たまに出るエッジの効いた臭いにより、世間での好感度は低い。

いや低すぎやしないだろうか。

『屁理屈』や『屁の河童』、『屁っぴり腰』などと、勝手に言葉にくっつけられてネガティブな意味にされることもしばしば。

世界には公共の場で屁をすることを禁止している国まであるくらいだ。

もちろん僕だって顔の前でいきなり屁をされたら嫌だし、エレベーターのような密室で故意に透かし屁をされたらイラっとするだろう。

そういった悪意のある屁は別として、普通の屁に対してはもう少し寛大になってあげても良い気がする。

くしゃみやしゃっくり、あくびなどは同じ自然現象としてはそこそこ市民権を得ているのに、屁は常にゲップとの最下位争いを演じるほど評価が低いのだ。

最近では平仮名の『へ』ですらとばっちりを受け、車のナンバーにすらなれないでいる。

でも屁は悪くない。

屁が出るのも悪くない。

悪いのは悪意を持って屁をすることだ。


懺悔します。

今日エレベーターで屁をしたのは僕です。

アーメン。